伝統と歴史をアレンジした着物ドレス
着物ドレスと聞いてどんなものを思い浮かべるでしょうか。着物なのか、ドレスなのかとまず疑問に思うでしょう。そしてそれは和装という意味なのか、果たして洋装なのかも気になるところです。日本には古来から着物という伝統的な衣があります。今の洋服以前のころは日常的に着られていた衣です。着物と一言で言ってもいろいろなものがありますが、日常的なものもあれば特別なものもあります。例えば結婚式や成人式など特別なライフイベントで着用するようなもの。そんなスペシャル感があり日本古来のものであるにも関わらず、やはり特別な時にしか着用しないというのはどうしてでしょうか。それには一つ理由があります。それは着物を簡単に着用することが出来ないから。
着付けを学んだ人は一人でも着物をまとうことが出来るかもしれません。しかし、一般の人は一人で着付けをすることは不可能です。また着物を着用する時には、さまざまな小物も必要となります。そのため、やはり特別感が出てきますし、着物を着用する機会から遠のいてしまうのです。しかし、着物ドレスになると、もっと気軽に着用することが可能になります。着物ドレスとは、着物という和の部分をしっかり残しながら、デザインは洋装で着用しやすいものになっているからなのです。着物というのは、伝統的な織り方、形、デザイン等があります。それをしっかり残しつつ、手軽に着用できるようにしたもので、もっと私たちの生活に取り入れることもできるのです。